昨日、事例Ⅰで、
事業単位で事例問題を読んで行くと良い、というお話をした。
事業単位で事例問題を読んで行くと良い、というお話をした。
今日はその補足だ。
「戦略」とか「事業」というと皆さんは
どんな切り口で考えようとするだろうか?
・S×O
・誰に、何を、どのように
といったドメインの考え方が浮かぶだろう。
このことはもちろん正しい。
だが、もう少し気にしておきたいことがある。
それは「戦略」と「事業」の違いについてだ。
「戦略」とは平たく言えばその会社の
進むべき方向性だ。
基本は強みを使って市場機会をとらえることだから
「戦略」を語る時には
・〇〇という強みを使って、□□のニーズ(市場)に対応
というような書き方になる。
「事業」もこれと基本は同じだ。
だが、「事業」は「戦略」を具現化したものだから
書き方は同じでも、心を変えてほしいのだ。
つまり、事業が成り立つための業績について
意識を向けてほしい。この場でもお話ししたことがある
「お金の匂い」を意識してほしいのだ。
例えば、事例Ⅰのように「類推」「仮説」を
試されるような抽象的な書き方の与件文でも、
「〇〇事業」と言われたら
それは何を使ってどう儲けられる事業か、
強く意識してほしい。
「事業」の組み立てには、
組織のような目には見えない会社の機能でも、
人材のような人間の話でも、
「事業」を語る時は、
これを資源(道具、仕組み)としてみなす。
いずれも業績を上げるための手段なのだ。
これを忘れずにいれば、
惜しい失点(考え方は合っているが、
抽象的過ぎて、微妙に点が入らないような失点)
は防げる。
「戦略」と言えば方向性、「事業」と言えば儲け話

