「経営デザインシート」で企業も人も明るい未来をデザインする

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 売れプロ12期の中小企業診断士、自称「ニコニコみっちゃん経営デザイナー」石田 充弘(いしだ みつひろ)です。

 

 3回目は、私のミッションである、「経営デザインでニコニコ明るい未来を共に創る」のフレーズの元となった、「経営デザインシート」のお話です。

 

(1)「経営デザインシート」とは

 「経営デザインシート」は、企業等が、将来に向けて持続的に成長するために、将来の経営の基幹となる価値創造メカニズムをデザインして「ありたい姿」に移行するためのツールです。

 

 もともと国の「知的財産戦略本部」にて検討、編み出されたもので、ホームページには、解説や作成事例等が載っています。

 

 簡単に言うと、企業等が環境変化に耐え抜き持続的成長をするために、自社や事業の

  (A) 「存在意義(パーパス)」を意識した上で、

  (B) 「これまで」の価値創造メカニズムを把握し、

  (C) 長期的な視点で「これから」の価値創造メカニズムありたい姿を構想する。

  (D) それに向けて今から何をすべきか「移行戦略」を策定する。

という4つの要素を考え、端的な言葉にしてシートを埋めていくものになります。

 

 「価値創造メカニズム」とは、有形・無形の資産や他人の資産も含めた「資源」をインプット、「ビジネスモデル」を変換器とし、顧客や社会に経済的・社会的な「価値」をアウトプットとして提供する一連の仕組みのことを言います。

 様式は当初版、改訂版、簡易版等、様々ありますが、私は簡易版が分かり易くて好みです。

 

(2)「経営デザインシート」の特徴

 ①1枚で全体を俯瞰できる

 ②時間軸を意識できる (「これまで」と「これから」)

 ③想いを記載できる (「自社の目的・特徴」、「事業概要」、「価値」等)

 ④欄が限られているので、大切なことしか書けない

 ⑤「資源」と「ビジネスモデル」と「価値」の関係性を意識しやすい

 

(3)「経営デザインシート」の作成時のポイント

 左側の「これまで」を埋める際には、歴史やバリューチェーンを振り返りながら、特に目に見えない「知的資産」(人的資産、構造資産、関係資産)を意識して、その中から「強み」を洗い出すことがポイントです。経済産業省の策定した「ローカルベンチマーク」(通称「ロカベン」)の商流・業務フロー等の非財務分析もここの整理に役立ちます。

 

 右側の「これから」を埋める際には、左側の「これまで」の延長線上で考えてはいけません。そうではなく、「パーパス」に基づいた、ありたい「提供価値」の姿、誰に何をどのように届けたいか、を先に考え、そのためにはどのような「ビジネスモデル」や「資源」が必要になるか、という未来から逆算するバックキャスティング思考で考えることがポイントです。

 

(4)「経営デザインシート」の活用場面

 ①経営課題の気づき・整理、新事業の構想

  例) 経営層と社員が共同で経営デザインシートを作成

    ⇒ 経営課題の気づき・整理、ビジネスモデルの見直し

 ②他者との連携促進

  例) 企業の経営層が「これまで」、「これから」を記載

    ⇒ 組みたい相手と共有、企業支援者が適切なパートナーの助言・提案等

 ③事業承継

  例) 現経営者が「これまで」、「これから」を記載

    ⇒ 事業承継の必要性の気づきのきっかけ、企業支援者が適切な承継先の検討を促す

  例) 現経営者が「これまで」を記載、後継者候補が「これから」を記載

    ⇒ 企業支援者が移行戦略の話し合いを促す

 

(5)自立したビジネスパーソンになるための「経営デザインシート」の応用

 「経営デザインシート」は、企業のためだけでなく、自立したビジネスパーソンのためにも応用できると考えます。特に大企業のサラリーマンである私にとっては、中小企業診断士としてのキャリアをどのように切り開いていくかを考える際に、有用と考えています。

 

 個人の「働きがい」を見出すのに、「Can」(何ができるか)、「Will」(何がしたいか)、「Should」(何をすべきか)の重なりを求めるという考え方がありますが、「経営デザインシート」に当てはめると、「Can」は「これまで」、「Will」は「パーパス」、「Should」は「これから」に相当し、「移行戦略」で「Can」を増やしていくという風になります。

 

 私は、「経営デザインでニコニコ明るい未来を共に創る」の「Will」の下、「Should」の具体化づくりに沿って、「Can」をどんどん増やしていこうと思います。

 

 「売れプロ」は、その意味で、自分の「Can」を増やす、これまでの自分をバージョンアップするのにとても有意義で貴重な場所です。圧倒的な実績の裏にあるノウハウを惜しげもなく伝授してくださる青木先生の下、互いに切磋琢磨する素晴らしい同志とともに、しっかり学んでいきたいと思います。

 

(参照)経営をデザインする(首相官邸 知的財産戦略本部)

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/index.html

 

最後までお読みいただきありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 

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