歌舞伎と2次試験

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中村獅童さんという歌舞伎役者を
ご存知の方は多いと思う。

古い伝統芸能という歌舞伎を
現代人に馴染むものに大きく変化させた人だ。
近くは、初音ミクとのコラボでも話題になった。

少し前になるが、昨年亡くなられた
市川猿翁さんも思い出す。
伝統芸能を「スーパー歌舞伎」に発展させた人だ。
大衆にも興味が湧くように革新した。

古いままではわかりにくいものも
こんな風に「今」に合わせることで
誰もが理解しやすいものになる。

しかし、その中で演じる技には、
あくまでも「伝統」が活きている。
それはなんら変わらないのだ。

なぜこんな話をするのかというと、
皆さんが受験する2次試験も
まったくこれと同じだからだ。

傾向が変わったと騒いでも、
結局は昔からずっと変わらない
問題解決ストーリーだ。

戦略論を使うのも変わらない。
登場人物には必ず社長と従業員が
出てきて、外部環境の変化に
翻弄されながら生き抜く様が描かれる。

では変わるのは何か?

それは白書や施策の方向に合わせて
問題解決の仕方やストーリー展開が
ほんの少しだけ変わるということだ。

問題の抽象度を少しだけ上げ、
答える難易度を若干変えるが、
それでも原点は、昔のままだ。

だから過去問をやるとよいのだ。

事例問題の「伝統」(変わらないもの)が学べるからだ。
見慣れない問題だからと、新しいものばかり
やっていると、「伝統芸能の技」つまり、
事例問題の本質が学べなくなる。

「温故知新」
2次試験攻略に、相応しい言葉かもしれない。
通りたいなら、まずは過去問を熟知しようね。
fuji2