最近になって、ふと気になることができた。
それはR5年事例Ⅰの第2問の
設問文についてだ。
設問文が、今改めて読み直すと
気になるのだ。
「A社の現経営者は、」と読点で区切り、
「先代経営者と比べて
どのような戦略上の差別化を行ってきたか」
と続くのだが、
この差別化の対象はいったい誰なのか?
この問いの結論から言えば、
「差別化集中戦略を行った。」が正解だろう。
知識を問う診断士試験のやり方にも合う。
だが、この設問はどうにも気になる。
「先代経営者と比べて」と
制約条件があるせいで、
国語だけで捉えると、
差別化の相手が競合ではなく
「先代経営者」に読めてしまうからだ。
もちろん、先代経営者は競合相手ではない。
それに、差別化集中戦略を述べるには
・誰に(ターゲット)
・何を(商品・サービス)
・どのように(強みを表す方法)
と書けば良いに決まっている。
知識の活用を問うのだから。
なのに、設問文から見ると、
先代経営者との違いで異なる点(差別化の点)を
挙げなさい、と言われているように読める。
だとすると、
「先代経営者のターゲットが不明確で
総花的な商品と資源の投入ではなく
自社の強みが活きる分野へ、
ターゲットと商品他経営資源を
集中的に配分した。」
と書いても〇だったのではないか?
まあ、結局は、該当する与件が
入っており、「差別化集中戦略」の
要素が入っていればどれも〇だったとは
思うが・・・。
結局、「先代経営者と比べて」の
制約条件の真意は何だったのか?

