「得点力」という言葉がある。
受験であれば効率よく点を取る方法という意味で
使われたり、チームスポーツであれば
点をよく取る選手のことを言う場合もある。
この診断士試験の場合は、
どちらもしっくりこない気がするから
確実にアウトプットしたものが
点数に変わる力、とでも定義したい。
さて、なぜこの話かと言うと
解答で「似たようなこと」を書いても
確実に点が入る方とそうでない方があるからだ。
模範解答は存在するものの、
出題の趣旨しか発表されず、
そのうえ文章で診断や助言をする
コンサルタントの試験だから
唯一無二の解答はなく発表もされない。
こんな試験だから、「似たようなこと」を
書いても点が取れる方とそうでない方という
違いが生まれてしまうのだ。
そこでこの違いについて、私がこれまで
よくお見かけした例についてお話したい。
よくある例は、次の3つだ。
よくある例は、次の3つだ。
①目線が低い例
②読みづらい例
③具体性に欠ける例
まず、①の目線が低い例とは
言い換えれば戦略的な解答に見えない例だ。
例えばマーケで売上拡大のための
プロモーションを問われた場合に、
その効果はとりあえず書いている。
「新規顧客の獲得を図る」などと
文末に書いている。
これだけをサラッと見ると、いかにも
設問の問いに合っているように、
そして「売上=客数×客単価」という
1次知識を使っているように見える。
だがそれだけではダメだ。
プロモーションの内容に、
自社の強みを使っていて標的顧客の
サイコニーズに対応することが
入らなければ、点は入らない。
つまりSとOの視点があるか無いかが
採点者の興味だから、これが無ければ
「似たようなこと」を書いても得点はできない。
目線が低いとは戦略的視点が入っていない解答のことだ。
解答にはいつもSとOを意識したい。
さて、明日は、得点できない解答の
②読みづらい例についてお話する。

