事例問題を解く時に、
最も重要なことは
「戦略策定フロー」の体系的な流れ図で経営を考え、
事例企業を診ることだ。
これをいつも強くお勧めしている。
理由は、経営学の基本であり、
実務ではこれで企業を診断したり
事業計画を考えたりするためだ。
つまり「戦略体系図」はコンサル志向
そのものなのだ。
とはいえ、皆さんは受験生だ。
コンサル志向と言われてもねぇ、
よくわからない、と思うかもしれない。
そんな方へはマトリクス図をお薦めする。これは単純だ。
事例問題の設問ごとに、書く内容を
整理する表を作るのだ。
左の列には設問番号を書き、一行目には
SWOTの要素、機能別戦略、
SWOTの要素、機能別戦略、
その設問や事例企業のゴールといった
項目を書き、列を作っていく。表を作るのだ。
このマトリクス図は、機能別戦略の箇所が科目ごとに変わる。
事例Ⅰであれば組織→人事→解答や事例企業のゴール。
事例ⅡであればマーケティングMIXの各項目→解答や事例企業のゴール。
生産事例であれば、生産・技術戦略→
QCDの各項目→解答や事例企業のゴール。
QCDの各項目→解答や事例企業のゴール。
つまり戦略体系図を横にして、
表にしたようなものを作るのだ。
この表のそれぞれの枠の中に、
各設問の解答ネタを書いていく。
メリットは
・SWOTの内容と他の設問の解答の一貫性が
ビジュアルでわかること。
・枠を作って、その中に解答のネタを入れるため
解答骨子が簡単に作れること。
デメリットは
・マトリクスづくりに少々時間がかかること。
・設問間のつながりばかり意識するので
全体のストーリー感や社長の想いへの意識が
おろそかになりがちなこと。
戦略体系図を意識して解くか、
マトリクス図で整理しながら解くか。
それはあなたのお好み次第。
戦略体系図が苦手な方はお試しいただきたい。


