「コーチング」の語源は馬車!

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売れプロ8期生、大久保です。

現在、私は診断士とコーチの二刀流で仕事をさせてもらっています。

これからのブログでは、特にコーチングについて書いていきたいと思います。

 

コーチングでは、皆さんもご存じだと思いますが、「傾聴」というキーワードがあります。

とにかく、クライアント(コーチを受ける人)の声に耳を傾けるようにと言われます。確かに、傾聴することにより大きなメリットが、クライアントにもたらされます。

その一つ目は、自己効力感を感じること。人は話すことにより、自分が環境に対して影響を及ぼすことができるという感覚を得られるということです。一般的に、声が出ている人、会話の中心となっている人は元気ではないでしょうか。そのような快感と言っていいかもしれません。

二つ目は自己認識が高まること。人は自分が話していることに、自分自身が影響を受けるということです。自分が話している内容に気づき、あらためて、自分はこんな考えや意見を持っているんだと感じことがあると思います。簡単に言えば、自分を知るということです。

このように、コーチングの「傾聴」には大きな効果があり、クライアントからも「話してすっきりした」「自分の思いを聞いてくれただけでもありがたい」という声もいただきます。

 

しかしながら、コーチングがここでストップしてしまい、先に進まないことがあります。それは、クライアントがこれからどうしたいのか、将来のありたい姿がどのようなものなのかをはっきり、イメージしていない場合です。クライアントが言いたいことを話しても、それだけでは進歩や成長がないということなのかもしれません。タクシーに乗った場合でも、行く当てがなく、「この辺を走ってください」と言われても、運転手は困ってしまうわけです。

 

ここで、コーチングの語源を紹介します。「コーチ」が英語として使われるようになったのは16世紀で、当時は「馬車」という意味で使われていました。ハンガリー北部にあるコークスという村では自家用四輪馬車が作られており、それが語源となったと言われています。

その意味は、「クライアントを目的地まで送り届ける」ということから始まったようです。

言い換えれば、コーチは、大切な人をその人が求めている場所へ導く役割を持っていることになります。

ここでの、ポイントは二つあると思います。

一つ目は、あくまでも主役はクライアントであること。コーチが行き先を勝手に決めたり、忠告やアドバイスをしないということです。

二つ目は、クライアントに目的や目標がないと、どこへ行っていいかわからず、コーチング自体が機能しないということです。

まず、「ありたい姿」をイメージすることが、すべてのスタートになると言えます。

 

新年を迎える今、あらためて、自分のありたい姿、ビジョンというものを明確にしたいと思います。

 

売れプロ8期生

大久保元博