小学校の正門前にある我が家から
見えるお馴染みの光景がある。
登校を拒否する子供の姿だ。
今日は駐車場の柵を挟んで
校長先生が一人の女の子と対峙していた。
他の先生方と違い、校長先生はいつも
ワイシャツにネクタイだ。
さぞ暑かろうと思う。
汗だくになりながら、でも満面の笑顔で
しゃがみ込み、女の子に語り掛けていた。
しゃがむのは女の子よりも低い目線で
威圧感を与えないためだろう。
小一時間は続いていたと思う。
ようやく二人して校内へ入っていった。
「さすが校長先生。粘り勝ちだ。
子供のために根気よく、このくそ暑い中で長時間も。
すごいなあ。」
すごいなあ。」
でも一方でこうも思う。
『校長先生は時間あるもんなあ。
ちょっと暇そうだし。
クラスを担当している先生ならこうはいかない。
忙しくて、一人だけを相手してはいられない。』
中小企業診断士の試験勉強を始めてから
いつも両面で見る癖がついている。
ポジティブな見方とネガティブな見方だ。
良いこと、悪いこと。
この見方は、試験問題の読み方にもつながる。
実務でもそうだ。
社長がイケイケドンドン、絶好調!の時ほど、
想定されるリスクを伝える。
どれほど嫌な顔をされてもだ。
禍福はあざなえる縄のごとし。
人間万事塞翁が馬。
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり。
先の模試で高得点だった皆さん。
くれぐれも用心して勉強を!
油断大敵!
油断大敵!

