【斎藤謙二郎さんインタビュー】9ヶ月での短期ストレート合格を果たした超効率勉強法!

【斎藤謙二郎さんインタビュー】9ヶ月での短期ストレート合格を果たした超効率勉強法!

【第1回 経営知識を持ったエンジニアへ】

【斎藤謙二郎さんインタビュー】

電機メーカーでソフトウェアエンジニアとして勤務しながら、9ヶ月という短い勉強期間で2021年にストレート合格を果たした斎藤謙二郎さん。第1回は中小企業診断士を目指したきっかけや当時の状況についてお聞きしました。

エンジニアの魅力

――現在のお仕事について教えてください。

電機メーカーでソフトウェアエンジニアをしています。主に要素技術開発の業務に携わっています。今の会社には新卒で入社して7年目になりますね。

――エンジニアの仕事の面白いところややりがいはどういったことでしょうか。

世の中にとって価値のあるものを直接生み出せるところがエンジニアの面白い部分だと思います。価値を提供することによって誰かが喜んだり、誰かの役に立てることがやりがいですね。開発の業務はやってみて初めてわかるということが多いので、頭でっかちにならずにまずは行動に移してやってみるということを最近は意識しています。

中小企業診断士に挑戦

――中小企業診断士を受験しようと思ったきっかけを教えてください。

仕事では技術に特化したことをしているので、社会人になってから、新しい視点を持つというような自分の中での変化を感じることがありませんでした。社会人としてある程度慣れてきたところで、経営全般に関して学び、自分の視野を広げたいと思うようになりました。ゼネラリストと表現されることも多い中小企業診断士は、経営に関して幅広く学べるので自分にぴったりだと思い、受験を決意しました。

――エンジニアであっても経営に関する知識はやはり持っていた方がよいと感じますか。

私の業務である要素技術開発においては、目標が売上高のような数値化されたものにならないので、そういった経営の知識が無くても仕事はできると思います。ですが、私の根本的な考え方として、知らないよりは知っている方が楽しいよねというのがあります。知識として理解しているからこそ見聞きした情報の解像度が上がるので、もちろん業務に直接生きればいいですけども、生きなかったとしてもそれはそれでよいかなと思いますね。

1次試験まで残り6ヶ月

――勉強を始める時は、すんなりと入ることができましたか。

そうですね。もともと新しいことを勉強するのは自分の中で苦ではありませんし、それほど大きな決意をもって勉強を始めたわけではなく、とりあえずやってみようという気持ちでした。

――勉強を開始したのはいつ頃ですか。

勉強を開始したのは2021年の2月頃です。8月までは1次試験の勉強のみ、その後は2次試験に切り替えて勉強を進めました。

――勉強時間の確保に苦労する受験生も多いと聞きますが、斎藤さんの場合はどうでしたか。

コロナ禍でリモートワークが増えたので通勤時間が少なくなり、その時間を勉強に充てることができたので、あまり苦労した印象はありません。比較的良い時期に勉強ができたと思います。

――日々の勉強時間はどれくらいでしたか。

1次試験に関してはあまり覚えていませんが、スキマ時間にも勉強するようにしていました。2次試験については、平日が1.5時間(1事例)、土日のどちらか1日はあまり勉強せず、もう1日は3時間程度だったと思います。


奥野 雅也

奥野 雅也 取材の匠メンバー、中小企業診断士
1981年生まれ。京都府在住。空調関連の設備会社で人事、総務、経営企画と幅広く管理部門の業務に従事。さらなるステップアップのため中小企業診断士に挑戦。趣味はスポーツ観戦と子供と遊ぶこと。2023年中小企業診断士登録。

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