【原田 英明さんインタビュー】分析と戦略で2次試験300点、ハードな仕事もこなし、成長し続ける企業内診断士。

【原田 英明さんインタビュー】分析と戦略で2次試験300点、ハードな仕事もこなし、成長し続ける企業内診断士。

【第3回 知見を広め、積極的に診断士活動を満喫中】
過去の記事:第1回第2回

【原田 英明さんインタビュー】

「大きな仕事がしたい」と会社に入社。外部研修で出会った友人をきっかけに中小企業診断士を目指し、高得点で2次試験を突破した原田英明さん。2021年12月に中小企業診断士登録をし、現在は社内で新規事業立ち上げの業務をこなしつつ、中小企業診断士としてもアクティブに活動している。第3回では、スタートしたばかりの診断士活動や、大切にしていること、将来の展望についてお話をうかがいました。

「知る」を楽しむ。積極的に診断士活動をスタートし、日々成長中。 

――中小企業診断士になり(一社)東京都中小企業診断士協会の中央支部に入会、昨年は「売れプロ(売れる!人気プロ研修講師・コンサルタント養成講座)」で学びました。きっかけを教えてください。

中央支部へ入会したきっかけは、実務補習で配布されていた入会の案内を見たことです。中央支部が一番大きいと指導講師の先生に言われ入会しました。「売れプロ」は後半の説明会へオンライン参加をしたら、たまたま参加者が自分1人で先生と1対1に。さすがにマンツーマンですすめられたら断れないです(笑)。

―-「売れプロ」は今春卒業されました。1年間活動してどうでしたか。

幅広い同期の人と関わり、自分の外から見た評価も改めてわかりました。ある程度の年齢になると、なかなか指摘されることは少ないですが、ここでは講師の先生から的確な指導を受けることで自分の成長を感じられることができ、非常に良い経験をしました。本業でも大勢の前で挨拶をした際に、周囲から堂々としていたと、褒められました。中小企業診断士の活動だけではなく本業にも活かされていると感じています。

――今、座右の銘というか、大事にしていること、教訓などはありますか。

 2つあります。1つは「なんくるないさ」。「何とかなるぞ」という意味です。タイでは治安的にも大変でしたし、新規事業で0から1を創る場合も手探りでやってきました。どんな時でも諦めないでやってきたから、今の自分があります。もう1つは「健康に気をつける、寝るときはちゃんと寝る」。大谷選手も話していましたが、自分を成長させるためにもきちんと睡眠が必要だと。今無理して病気になるよりも長い目で健康を維持し、人生のパフォーマンスを上げることを大切にしています。

企業内か、独立か。

――将来、少し先になるかもしれませが、独立は考えていますか。

例えば100億円の投資計画など、大きな組織だからこそ実現できることもあります。ただ、一方で副業でも独立でも良いのですが、こんな中小企業診断士になりたいというイメージも出てきました。誰かを目標にその人を目指すのではなく、唯一無二、自分のオリジナリティを持ちたいです。

――ご自身の強みというのは、どんなことですか。

やはり、エネルギー関連です。エネルギー管理士の資格も持っていて、今後省エネの観点でも需要があると思っています。

――お話をうかがっていて非常に好奇心旺盛でアグレッシブな印象を受けました。今後はどんなことをしていきたいですか。

この「取材の学校」のように自分が今まで携わったことが無い分野でも、知らないことを知って知見を広めるのが好きなので、これからも色々なことに挑戦したいと思っています。忙しさを理由に活動をしないのはもったいないこと。足を動かし人脈を広げていきたいです。中小企業診断士は面白い人が多い業界だと思いますが、私の周りでは、まだそれを知らずに全く活動していない人がいるので、そういう人達にも中小企業診断士の魅力を伝えたいと思っています。




永田 あゆみ

永田 あゆみ 取材の匠メンバー、中小企業診断士
東京都在住。大学卒業後、百貨店に入社。接客、バイヤー、店頭演出(VMD)、販売促進、商品・売場開発、テナント管理マネージャー等を歴任。店頭で売上拡大のアドバイスをきっかけに中小企業診断士を目指し、3年間の受験期間を経て、2022年10月に中小企業診断士登録。(一社)東京都中小企業診断士協会中央支部に所属し現在5つの研究会で勉強中。趣味はシュノーケル、御朱印巡り、パン屋開拓、ホットヨガ、釣り等。

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