【種本淳利さんインタビュー】

【種本淳利さんインタビュー】

【第3回 日本の伝統を守るために】
過去の記事:第1回第2回

大手総合商社に勤務し、グローバルに活躍される種本淳利さん。

海外転勤により長らく試験を受けられない期間もあったが、自分なりの勉強方法で合格にいたる。第3回では資格取得後の変化、そして受験生へのメッセージをいただいた。

4回目の試験結果

独学に変更して挑んだ初めての試験。

1次試験はいつも通り合格、しかし肝心の2次試験はあまり手ごたえが無かったという。

特に期待せず出た結果は、なんと合格。

飛び上がって喜んだというよりは予想外の出来事に戸惑いが少しあった様子。

拍子抜けというかこういうことで受かるのかという意外な感覚もあった。

一方で振り返ると予備校に通っていた時は朝から夕方まで授業を受けて勉強をやっている感があった。独学になってからそれは得られていなかったが、合格に必要なことを得ていたのは実は後者だったワケだ。

「ある種の実験みたいな感覚でした」

そう語る種本さんは、不思議な気持ちもある一方でどこか誇らしそうに思えた。

資格取得後の変化

資格を取ってよかったと感じることはうかがうと真っ先に語られたことは人との出会いだった。

普通に会社だけに行っていると、関わる人が固定化される。しかし、中小企業診断士として動くと様々なバックグラウンドを持ち、多様な年齢層の方と関われる。利益の有無に関係しないつながりを持てることが何より気持ちよいそうだ。

多忙な本業もあり診断士活動はそこまでできていないと謙虚に語る種本さんだが、診断士協会に所属しプロのコンサルタント養成塾等にも参加しており準備は万端だ。

「これからは中小企業の支援を増やす為に自分の得意な分野でも、畳でも来るものを拒まずに取り組んでいきたい」

再度の海外駐在から戻られ、いよいよ実家の家業と同じような境遇の企業を支援するために経験を積むという強い思いが表れている。私の周りに種本さんの年代でチャレンジを増やしていく方はほとんど見ないのでそれだけでも尊敬の念を抱かずにはいられない。

自分もこの年齢になったときにそう思えるのだろうか。いや、そう思えるような人にならねばと思う。

今後畳業界が盛り上がるようなことがあれば、その後ろには間違いなく種本さんがいるだろう。そのくらい内に秘めた熱い思いを感じた。

これから受験する方へ伝えたいこと

最後に、これから中小企業診断士試験に挑む受験生に伝えたいことをうかがった。

「色んな人と出会って今まで持っていた考え方と違う考えを取り入れて、視野がちょっと広がる思いを何度かしたことがある。中小企業診断士として活動を行うとそういう体験がぐっと増えます。受験勉強している最中の自分が思っていたよりも、もっと広い世界があるんだと感じているので目の前の勉強は大変だと思いますが、頑張った先にはよい未来があります」

 人との関わりを大事にする種本さんらしいメッセージをいただいた。勉強で学ぶ知識や経験ももちろん重要だが、それ以上に資格取得後の人との出会いが一番の魅力だと語る。

穏やかながらも力強く語る種本さんを見て、私自身も視野が広がる経験をこれからもっともっと増やし、中小企業診断士として、人として成長していきたいと思えた。

今後益々活躍されていく種本さんの活動に目が離せない。








中川 淳一朗

中川 淳一朗 取材の匠メンバー、中小企業診断士
1992年生まれ。神奈川県横浜市出身東京都在住。大学卒業後に製造系商社営業、転職エージェント(キャリアコンサルンタント)を経て、現在は製造業メインのコンサルタント業に従事。企業のDX推進や原価管理や利益計画等が得意。2022年キャリアコンサルンタント登録 2025年中小企業診断士、ITコーディネータ登録

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