【小野史人さんインタビュー】 「グレート」じゃなくていい、たくさんの「グッド」なカンパニーを創出していきたい

【小野史人さんインタビュー】 「グレート」じゃなくていい、たくさんの「グッド」なカンパニーを創出していきたい

【第2回 自分の仕事の定義を大事にする】
過去の記事:第1回

【小野史人さんインタビュー】

前回に引き続き、株式会社ライブリッツ・アンド・カンパニーの代表取締役・小野さんにお話を伺います。第2回目は、小野さんの信念や大事にしていることに焦点を当てます。

組織を運営する上で心掛けていること

――独立し、会社を設立・経営する中小企業診断士は多いですが、複数の中小企業診断士で構成された会社組織を運営している方は少ないと思います。組織運営面で心掛けていることがあれば教えて下さい。

実は会社の業績はあまり追っていないんです。それよりも、今ライブリッツ・アンド・カンパニーに関わってくれている方々が、ずっと関わっていきたいなと思えるような状況を作るのが私の仕事だと思っています。ここにいればよいことがあると思ってもらえるような、居場所を作りたいと思っています。ですので、利益の事だけ考えれば必要ないけど、社員みんなで韓国旅行に行ったり、ゲームしたり、サバイバルゲーム(以下、サバゲ―)したりしています(笑)。

――それでオフィスにボードゲームやTVゲームがあるんですね。

そうです。みんなでやっています。たまにクライアントの社長さんとマリオカートしたりしてね(笑)。余談ですが、サバゲ―は楽しいけれど3時間走り続けで、弾に当たると結構痛いので疲れました。でも、こういうのもたまにやって、仕事以外の時間の共有も大切にしています。あと他には、仕事を頼みっぱなしにしないことも気を付けていますね。そうでないと関係が続いていかないので。

たくさんの「グッド」なカンパニーを創出していきたい

――なるほど。他に、信念や大事にしていることはありますか?

自分の仕事の定義を大事にしています。「クライアントと一緒になって、良い会社にしていくこと」、業績や雰囲気を含めて良い状況にする、それがうちの仕事ですと言っています。“「グレート」じゃなくてもいい、たくさんの「グッド」なカンパニーを創出していきたい。” というのを本当に今心から思っています。

――素敵ですね。ホームページを拝見していて、「あなたにとって、あなたの大切な人にとって、社会にとって、たくさんのグッドなカンパニーを創出していきます」とあり、とても素敵だと思いました。

素敵でしょう。やはりクライアントの会社が、社長にとっても、従業員にとっても、従業員のご家族や社長の奥さんとか、大切にしている色々な方々にとって良い会社でないと、素敵な会社になっていかないんですよね。


横澤 希 取材の匠メンバー、中小企業診断士

大学院修士課程卒業後、化学メーカーにて研究開発に従事。その後渡米。帰国後、大手特許事務所勤務を経て、民間企業に転職し企業内診断士として活動中。米国駐在経験があり、知的財産関連の米国資格を保有する。現在は企画系の業務に従事しており、組織の風土改革にも取り組んでいる。趣味はスポーツ観戦、お酒のおつまみ作り。

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