【清野裕樹さんインタビュー】挑戦と成長の軌跡 ~中小企業診断士を目指し、支援へとつなげる道

【清野裕樹さんインタビュー】挑戦と成長の軌跡 ~中小企業診断士を目指し、支援へとつなげる道

【第3回 資格を活かして、未来へ向かう】
過去の記事:第1回第2回

中小企業診断士という資格は、多くのビジネスパーソンにとって魅力的な目標だ。だが、その道のりは決して平坦ではない。養成課程を修了して、中小企業診断士になるまでの道のりや、資格取得後の活動とはどういうものなのだろうか。仕事をしながら養成課程に通い中小企業診断士の資格を取得し、現在も精力的に活動されている清野裕樹氏に、その経験を詳しく伺った。第3回は、養成課程で得たものと、将来の夢に迫る。

養成課程で築いた絆 ~同期との助け合いと実務実習の学び

養成課程での同期とは助け合いや情報交換を密に行った。受験生の時に通っていた資格学校でもその時の仲間とは情報交換をしていたが、養成課程の同期とはより密な関係を築き、会う機会が多くなった。これは清野氏の社交的な性格だからなのではという問いに対し、養成課程は、試験の面接時点で社交性のない方は合格しないと思う、と答えている。

実務実習では、訪問した5社の企業が、実習活動への理解と、こちらの提案に非常に興味があり、好意的だったそうだ。依頼した資料は積極的に出してくれた。企業の課題や実態に深く入り込んで学べる良さがあったと語る。今後の活動で、今回支援した企業と同じ業種のコンサルティングを行う場合、予め仕事の中身が理解できているので分析に入りやすい、と感じているという。

また、一緒にやってきたメンバー24人とは人間性も知ることができ、信頼関係を持った人脈を作ることができたと感じている。というのも、補助金申請の仕事に関わった時、一緒になった中小企業診断士の仲間と仕事をした際、報連相がない、納期が守れない、といったメンバーに直面したという嫌な出来事があった。信頼関係のある友人が作れたことは財産になったと述べている。

チャレンジする力 ~資格取得がもたらした変化と未来への展望

実務実習ではボリュームの多い報告書を作成したという。回を追うごとにボリュームが増え、最後の回では150ページにもなった。養成課程で実務実習を経験することは、中小企業診断士としてすでにアドバンテージになっているかと尋ねると、養成課程出身でない方と実務補習で一緒になったこともあるが、様々な経験を経ているため、勉強になることも多いと謙遜している。

中小企業診断士資格取得後の心境の変化を尋ねてみると、「新しいことにチャレンジすることに抵抗感がなくなりました」と力強く語った。今後のキャリアについて、「いずれ独立したいという気持ちがベースにあります」と明確な目標を持っている。今の仕事も好きなので、今後の独立に向けてまずはスキルを上げていきたいと考えているそうだ。また、「チャレンジしている人を支援したい」という強い想いがある。

中小企業診断士としての使命 ~支援を通じた社会貢献とキャリアのビジョン

具体的な診断士活動について、個人と法人を意識している。個人向けには、中小企業診断士の受験生が通う資格学校の講師をする機会を得たため、まずはそれに取り組むそうだ。法人向けについては、今の本業のなかで取引先の支援をやっていくとのことだ。人事コンサル系のスキルを高めながら、中小企業診断士としてスキルアップし、両軸で今後のキャリアを考えていきたい、というのが清野氏のビジョンだ。

中小企業診断士としての中期的な目標を聞いた。清野氏は「チャレンジする企業や従業員の成長を支援し、社会に貢献したい」と述べている。この思いが、今後の清野氏の活動を支える原動力となるだろう。

養成課程での学びや人脈、そして資格取得によって生まれた新たなチャレンジ精神。これらを武器に、清野裕樹氏は自身のキャリアを切り開き、支援を必要とする企業や、これから中小企業診断士を目指す後進のために、さらなる挑戦を続けていく。その前向きな姿勢は、多くの受験生や養成課程の学生にとって、大きな励みとなるだろう。








大家 正嗣

大家 正嗣 取材の匠メンバー、中小企業診断士
大阪府出身。現在、神奈川県横浜市在住。東京工業大学(現・東京科学大学)工学部を卒業後、大手航空会社に入社。IT部門においてシステムの企画・開発のほか、マーケティング部門では需要予測、データ分析に携わる。2024年7月に中小企業診断士として登録し、東京都中小企業診断士協会城南支部に所属。趣味はゴルフとランニング。

拓け!中小企業診断士の扉~養成課程奮闘編~カテゴリの最新記事