【川崎朋子さんインタビュー】 トップ営業マン、専業主婦を経て企業の未来の稼ぎ方を一緒に作る中小企業診断士へ

【川崎朋子さんインタビュー】 トップ営業マン、専業主婦を経て企業の未来の稼ぎ方を一緒に作る中小企業診断士へ

【第1回 専業主婦から引く手数多の中小企業診断士へ】

【川崎朋子さんインタビュー】

2015年度に中小企業診断士試験合格、2016年4月に独立開業した川崎朋子さん。外資系製薬会社のMRで5時間の育児短時間勤務ながらトップの営業成績を獲得。その後8年間の専業主婦生活を経て中小企業診断士へ。そんな異色の経歴をもつ川崎さんのご活躍を紹介します。

独立後3年間で100社以上の中小企業へ経営支援を実施

――2016年4月の独立開業から3年経った現在、どのようなお仕事をされていますか。

小規模事業者、スタートアップ、ベンチャー企業のご支援をメインに、セミナー講師や取材・執筆をしています。売上向上を目指す経営者を担当させて頂く事が多いですね。

埼玉県と東京都の商工会議所と商工会に専門家登録をしていて、経営革新計画策定支援のお仕事が一番多く、これまで100社以上の企業様の支援をしています。

資格取得のきっかけは「一馬力」への危機感と創業スクールでの出会い

――専業主婦から中小企業診断士資格を取得しようとしたきっかけは何ですか。

夫が大きな事故に遭った際に、稼ぎが「一馬力」であることに危機感を持ちました。ただ、何年も専業主婦だったため総合職での再就職は難しいだろう思いました。それなら自分で何か事業をやってみたいと創業スクールに通ったことがきっかけです。創業へ熱意を持った起業家の卵の方々と出会った際に、自身で事業を起こすよりも経営者を支援したいと思い、中小企業診断士を目指しました。

創業スクールに「1年で合格するので講師にしてください」と伝え、猛勉強の結果、無事に1年で合格しました。

紹介の数珠つなぎで広がっていった仕事

――現在の多岐に渡るお仕事はどのように獲得していきましたか。

ほぼ全て紹介によるものです。最初の仕事は、創業スクールの講師と、紹介で受けたものづくり補助金の検査員でした。次に、ものづくり補助金のお仕事でお世話になった方からのご紹介で埼玉県商工会議所での経営革新計画策定に携わりました。すると今度はそこでお仕事をご一緒した診断士の先輩から、「優れている」と言われ、東京商工会議所の専門家としてご推薦頂きました。当時独立1年目で、大きな自信に繋がりましたね。

以降は、商工会関連経由で仕事の依頼を頂くようになり、一気に仕事が広がりました。

地引 智美

地引 智美 取材の匠メンバー、中小企業診断士

大学卒業後、IT企業に入社。入社後は法人営業に従事し、大手企業向けにシステム導入提案、導入後フォローアップ、ビジネスデザイン支援を実施。現在は同社の経営スタッフとして事業戦略策定に携わる。2019年に中小企業診断士登録し、パラレルキャリアを歩み始める。

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