【濵田健嗣さんインタビュー】「弱い立場の方の支援をしたい」地域支援を自分のゴールとして動く!                

【濵田健嗣さんインタビュー】「弱い立場の方の支援をしたい」地域支援を自分のゴールとして動く!                

【第3回 診断士合格後(飛翔編)】
過去の記事:第1回第2回

【濵田健嗣さんインタビュー】

ハンドルネーム「はまん」でリレー連載を書かれていた濵田さん。今回は、合格後の1年間で経験したことと、今後の目標と思いについて語ってもらいました。

1年目にしかできないことをやる

――2020年度合格されてからの活動を教えてください

実務従事を4月に、実務補習は7、8月にうけ、11月に登録しました。診断士協会には2022年2月に入会しました。あと、資格学校の恩師が主催する勉強会や研究会に参加しています。2021年夏、「セミナーをやってみる」という趣旨のセミナーに参加し、セミナー講師として登壇もしました。自分達で運営し、お金もいただき、必ず利益をだす、という条件でした。あと出身資格学校の口述対策セミナーの合格者体験談も担当しました。2022年は実務従事もできるだけ参加し、経験をつみたいと思います。

合格後に、1年目の目標を3つ立てました。まず診断士登録をしよう。次に診断士活動で収入を得よう。もう一つが、1年目にしかできない受験生支援をしよう、です。仲間のすすめもありタキプロに参加しました。いろんな人と知り合えたので、参加してよかったです。

――診断士試験の合格前と合格後でイメージにギャップはありましたか?

合格前は、合格することが第一目的だったので、合格後の情報は持っていなかったです。合格後に、多くの方にお話をうかがったり、セミナー参加したりして「いろんなことができるんだ」、「でも、自分から動かなければ何も変わらないな」と感じました。その感想は今でも変わらないです。「自分から動かないと」と1年目は行動しました。でも、やることが重なり、2021年夏に体調を崩しました。張り切りすぎには注意です。

――「旅と旅行の違い」のお話でうかがった、「自分で動くのが好き」という濵田さんの性格に、ぴったり合う資格だ、と感じます

実は、元々あまり動くタイプではなく、どちらかというと待つタイプだったんです。診断士合格を機に、どんどん動いていこう、自分を奮い立たせていこうとしています。

初心に立ち戻る(今後の目標)

――中小企業診断士として、今後やりたいことをお聞かせください

いずれは独立して、地域支援をしたいと思っています。生まれが四国で、自分の両親も高知県在住のため、四国で地域支援の活動をしていきたいです。そこをゴールにしたいので、それまでに地域支援の活動を経験したり、案件があるなら積極的に取り組みたいと考えています。今、地方の人口がどんどん減っています。2021年末に地元に帰省したのですが、2022年元日の地元新聞の一面に「高知県の県全体の人口が70万人を割りました」という記事が掲載されており、思いはより一層強くなっています。今やるべきことは何なのかを、考えながら行動していきたいと思っています。

受験生の皆さんにメッセージ

――5年間の受験勉強を踏まえて、受験生に向けてエール・アドバイスをいただけますか

自分は長いこと勉強時間がかかってしまった方です。タキプロに関わる中で、ストレート合格者がこんなにいるんだとわかりました。自分の勉強方法は間違っていたのかなと思うこともあります。正しい勉強をすれば間違いなく合格する試験です。自分なりの勉強の仕方をしっかり確立して、プロセスを踏んで、演習やら過去問やら結果がでていれば、それは合格への道につながっています。
自分なりの正しい方法を見つけて間違っていない勉強の仕方をしていただければと思います。情報はあふれていますので、自分にあったものを選んでやっていくといいかな、それをみつけてくれればいいかなと思います。頑張ってください。



畑田 清文

畑田 清文 取材の匠メンバー、中小企業診断士
1967年 福島県生まれ。東北大学経済学部卒業後、住設機器メーカーに勤務。2021年1月、診断士試験に合格。同年9月に中小企業診断士登録、東京都中小企業診断士協会城北支部に所属。2022年現在、城北支部青年部と東京協会会員部、荒川区中小企業経営協会に参加中。

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